2011年4月2日土曜日

『文殊菩薩の真実に迫る』――本物の文殊菩薩霊言を探して 大川隆法著(幸福の科学出版刊)

文殊の智慧によって、すべての疑問は氷解した。

般若経や華厳経などで有名な文殊菩薩がついに公開霊言に登場。仏陀への信仰、大乗仏教の意味、そして自らの生まれ変わりについて、真実を語った。

まえがき

 現代の子供たちにとって、親から嫉妬されることはつらいことだろう。親というものは、子供の出世に期待しつつも、同時に嫉妬もするというアンビバレントな(両義性のある)存在でもある。自慢もしたいが、自分の値打ちが下がるのがいやなのである。
 哲学者ショーペンハウエルの母は、息子が「自分は天才だ」という自覚を持っていることを知って、「母である私が天才であるのに、同じ家族にもう一人天才がいてたまるか」と息子を二階の階段から突き落としたと、大学の『哲学史』の授業で習ったことがある。
 自分は世界一頭がいいので文殊菩薩の生まれ変わりだ、と称していた母の下(もと)に、本物の文殊菩薩が転生していたとは、仏教史上、最大の皮肉でもあろうか。しかし、哲学者ショーペンハウエルの名を知っている人は多いが、彼を階段から突き落としてペシミスト(悲観論者)に変えた母の名を覚えている人はいない。歴史は繰り返すだろう。

 2011年 3月17日
幸福の科学グループ創始者兼総裁 大川隆法

あとがき

 かすかな期待を裏切られた方も、新しい希望を抱(いだ)かれた方もいるだろう。
 しかし、真正(しんせい)の文殊菩薩が、天台智顗(てんだいちぎ)に転生していた真実が確定すれば、逆に、仏陀の法が継承されていくことが自信をもって予想されもするだろう。
 この国は今、神罰、仏罰ともいえるような大災害からの復旧活動が始まったばかりだが、スピリチュアルな面でもこの国の再建がなされるべきだろう。
 マスコミの暗愚(あんぐ)と政権の迷走。そしてマグニチュード「9.0」の大地震と大津波。一国の存亡をかけた闇と光の戦いが、まだまだ続いているのだ。
 あきらめてはいけない。未来はまだ、私たちの掌中にあるのだ。

 2011年 3月17日
幸福の科学グループ創始者兼総裁 大川隆法

以上、『文殊菩薩の真実に迫る』――本物の文殊菩薩霊言を探して 大川隆法著(幸福の科学出版刊)より抜粋させていただきました。このような書籍を発行して下さった、地球系霊団の最高指導者、地球神、主エル・カンターレ、大川隆法総裁先生に心より感謝申し上げます。

2011年4月1日金曜日

【幸福の科学】伝道の精神を鍛える 大川隆法総裁先生御法話


 
↑2008年9月7日 大阪正心館『伝道の精神を鍛える』より 大川隆法総裁先生御法話

2011年3月31日木曜日

2011年3月15日「震災復興への道」大川隆法総裁 抜粋 2/1



ザ・リバティweb The Liberty Web ニュ スの真実がわかる「ザ・リバティ ウェブ」http://www.the-liberty.com/
Happiness Letter Web 〔幸福実現党〕
http://www.youtube.com/watch?v=2Ji8CoDuX60&feature=related
今回の震災から日本が一日も早く復興を遂げるため、そして将来において悲劇を繰り返さないため、私たちがなすべきことは何か。幸福の科学の大川隆法総裁は3月16日に公開­された法話「震災復興への道」で、被災地の復興プランや国が取り組むべき政策提言を説いた。抜粋で紹介する。

2011年3月29日火曜日

内在する叡智

 釈迦の思想のなかで最も特徴のあるものは何かと言えば、「内在する叡智があふれ出してくる」という考え方だと思います。
 それゆえに、原始釈迦仏教は、現代のさまざまな宗教のような、祈りや祈願の対象を持つ信仰ではなかったと言えます。すなわち、自力が出発点だったということです。(もちろん、仏教が歴史を下るにつれて大乗化していく過程で、実在界の仏陀への信仰が始まり、他力化していくことにも、仏陀の意志が働いていましたが)。
 その自力の根拠として、「内在する叡智」(パンニャー・パーラーミター)というものが湧き上がってくる、浮かび出てくるという考え方がありました。釈迦自身の考えによれば、この「内在する叡智」こそが、大宇宙の意志や仏神そのものに通じるものであるということでした。
 したがって、他力思想というものは、厳密な自力修行という考え方からすれば、存在の根拠がゆるやかなものとなるのです。
 つまり、釈迦の生前の思想は、一人ひとりの人間が仏となるための思想、仏へと進化していくための教えだったため、「みずからの外にある仏神を信仰する」という他力思想は、仏教の出発点においてはなかったと言えるのです。この点が他の宗教と大きく違っているところだと思います。
 もちろん、釈迦はさまざまな高級霊の霊示を受けていたので、高級霊たちの力を充分に知っていましたし、根本仏の存在も知悉していました。しかし、自分の修行過程に照らして、弟子を導く際にも、「自己の本質を掘り下げていって、内在する叡智を発見する」という方法をとったのです。
 「内在する叡智を、いかにして掘り出し、湧出させるか」ということが仏教の根本であるということを、まず知っていただきたいと思います。
 したがって、仏教とキリスト教とは、その出発点において、かなり違った面があると言えます。
 キリスト教における「人間罪の子」の思想は、必ずしもイエス自身の考えではないかもしれませんが、内在する叡智を湧出させるという仏教の考え方は、キリスト教と比較すると、数段先を行っていると言えるのです。なぜなら、キリスト教においては、みずからが神になっていくという方法論は構築されていないからです。
 キリスト教では、「父と子と聖霊」というように、「父なる神、子なるキリスト、そして聖霊たちが、厳然として存在している」という事実が述べられるにとどまり、他の多くの人びとは、救われるべき衆生、子羊の群れとしてしか存在を許されていないように受け取られかねない点があります。そうした物悲しい風景として、人びとの姿があるように見えます。
 しかし、仏教においては、その根本に、仏性思想を中心とする、もっと力強い人間像があります。釈迦は人間の本質を、うつろいやすい肉体とは別の、よきもの、可能性に富むものと見ていたのです。仏教は「業」(カルマ)の思想というネガティブな面だけでなく、「人間の心の奥には無限の叡智がある」という考え方も持っており、それが「六波羅蜜多」という考え方に通じていくのです。
 釈迦の考えは「六波羅蜜多の六つの徳目を実践することによって、内在する叡智が湧出してくる。仏のエネルギーそのものが噴水のごとくあふれ出てくる」という大乗仏教の思想として結実し、「人間は、根本において非常に価値あるもの、本質において仏と変わらないものである」という積極的な人間観へと展開していきました。
 その意味で、仏教には、その出発点から大乗運動への過程を通じて、「みずからの手で、みずからを救っていく」、あるいは「人間はすでに救われているのだ」という肯定的な考え方があると言えるのです。

以上、『釈迦の本心』――よみがえる仏陀の悟り 第3章 六波羅蜜多の思想 大川隆法著(幸福の科学出版刊)より抜粋させていただきました。このような書籍を発行して下さった、地球系霊団の最高指導者、地球神、主エル・カンターレ、大川隆法総裁先生に心より感謝申し上げます。

2011年3月28日月曜日

現代の法難②――怨憎会苦 大川隆法著(幸福の科学出版刊)

イエスを十字架に架けたユダは、現代に生まれ変わっていた。

嫉妬心、驕り、金銭欲、救世主を利用しようとする心・・・。
――いま、その真実の姿が明らかになる。

衝撃の公開霊言!

まえがき

 なぜソクラテスに悪妻クサンチッペが現れ、釈迦に提婆達多(だいばだった)が反旗を振りかざし、イエスの十二弟子に裏切りのユダがいたのか。
 聖人たちが、歴史に悪名をとどめた人たちを愛していたのは間違いない。しかし、その聖なる愛を独占しようとし、利己心、自己保存欲、名誉欲が増長してきた時、悪魔はあっさりと彼らの心を乗っ取ることに成功した。
 この世の無常は悲しい。愛する者とは離れ、憎しみを持つ者と出会わねばならない。
 なかには、愛した分だけ憎しみを増幅させる者もある。
 諸行無常の風の中で、真理を求めて精進し続けることこそ、現代の法難に耐え抜く道でもあろう。

 2011年 2月24日
幸福の科学グループ創始者兼総裁 大川隆法

あとがき

 この文章を書いている今も、イスラム圏を中心に政治的動乱が世界をおおいつつある。ニュージーランドでは、その名もクライスト・チャーチという町で大地震が起こり、象徴的な教会堂も崩れ、終末的様相を呈する中で、生き埋めになった人たちが、苦しみつつ死んでいっている。
 世界が闇につつまれようとする時、光はその使命を果たさねばならない。
 灯台守の妻には、暗夜を航行する船乗りとその乗客たちの感謝の声が聞こえない。一年三百六十五日、十年一日のごとく、灯台の明かりを守り続けている者には、自分の仕事の重要さが分かっている。
 今日も、明日も、光を灯し続けていくのみである。

2011年 2月24日
幸福の科学グループ創始者兼総裁 大川隆法

以上、『現代の法難②』――怨憎会苦 大川隆法著(幸福の科学出版刊)より抜粋させていただきました。このような書籍を発行して下さった、地球系霊団の最高指導者、地球神、主エル・カンターレ、大川隆法総裁先生に心より感謝申し上げます。

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