人類史の大転換 The Great Turning Point in Human History
2015年 御生誕祭 大講演会
幸福の科学グループ創始者 兼 総裁 大川隆法先生
EL CANTARE 御生誕祭
2015年7月7日夜7時より、さいたまスーパーアリーナにて行われた、幸福の科学グループ創始者 兼 総裁 大川隆法先生 御生誕祭大講演会「人類史の大転換」より一部お伝えさせていただきます。
【幸福の科学にあっては、まずは宗教改革、宗教革命的な側面から始まりました。その中心は霊性革命であります。これは簡単な言葉で言うとしたら、皆様が毎日生きておられるけれども、生きている中に於いて、自分が霊的な存在であると言うことが先にあって、そして人間としての自分の生活を見つめながら日々を過ごすという事です。こうした視点の大転換こそ、人間として生きる道の大きな変換でもあると言うことなんです。
世界の中には大きな潮流があります。一つはこの世が全てで、物質的な世界しかないと、考える人たちもおります。
もう一方に於いて、神や仏がおり、天使や如来や菩薩達、高級神霊たちがいて、信仰心を持っている国の人々がおります。
この大きな二つの潮流の中にあって、どこかの位置に、それぞれの国が置かれているというのが現状であります。】
【この国に於いても、今まだ、世論は沸騰し、右に左にと揺れています。私はどちらかに傾いている人を責める気持ちもありませんし、神々の意思を汲み取れない人たちを人間として劣っているという気持ちもございません。とても難しいことです。
この世に於いて現実に人間として、生きていて、考えを決めると言うこと、どんなことも長所もあれば短所もあります。プラスもあればマイナスもあります。その中から結論を選び取っていくことは、各人の自由だけども、難しいことは事実です。
全てを否定する気もなく、全てを肯定する気もございません。しかしながら、出来(でき)うべくんば、この日本の国が、これから先に未来が続くような選択をせねばならないということ。そして、その行動が他の国々にとっても、手本となるような生き方ができるということ、彼らの導きの一部になれると言うこと、それが今、日本に課せられた使命なのではないかという風に思っています。
今話している、現在只今も、与党である自民党を中心とする、安倍政権は、戦後見直す意味での、安保法政について、国会で議論し、国会は沸騰し、また世論も沸騰し、マスコミも沸騰しています。いろんな意見が出ると言うことは、いいことだと私は思っています。しっかり議論なされた方がいいと思いますし、後悔しない結論を出されたら良いと思います。ただ、一点申し上げておかねばならないことがあります。平和という言葉の中には多義性がございます。平和という言葉を、今の日本人が考えているようにとっている国家もあれば、平和というのを、自分の国の利得を増やすこと、そして国力を他の国の犠牲のもとに増やしていくことという風に考えている国もなきにしもあらずだと思っています。こうした意見のずれについて、国際世論として、摺り合わせが必要なことは当然のことでございますが、人間としての議論だけでなく、天上界に於いて、神々がどのような考えを持っておられるのかということを知るということは大きな事ではないかと思います。】
また、同性婚問題についても、大川隆法総裁先生の御見解が説かれました。
【オバマ大統領は、大統領就任の時の演説通り、「ゲイもストレートも平等に扱う」そういう意味で『ゲイマリッジ法』、ゲイの結婚法が成立したことを大勝利だと言って喜んで、ホワイトハウスも虹色にライティングして祝っておりますけれども、それは確かに差別された一部の人達にとっては福音であることは間違いがないと私も思いますし、この世に於いて少数の人々が必要以上の苦しみを受けないように配慮することは、とても大事なことだと思っておりますが、別の面から見れば、日本神道の神様が言っているとおり、同性婚の時代が、これが本格化したら文明としては終わりを迎えるという言葉も、また、ある意味での真理であると考えております。少数者の権利を守ることは大事であるけれども、それがメジャーになった場合は、男女がこの地上に生まれたと言うことの意味がなくなり、子孫を残すと言うことの意味がなくなり、文明としては衰退していく。この流れ自体は、決定的であります。これはアメリカが抱えている、これから先に出てくる大きな問題の一つでありましょう。】 ⇒ イエス・キリストに聞く「同性婚問題」性と愛を巡って 大川隆法著(幸福の科学出版刊) ⇒
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1004
【幸福の科学が数多くの霊言集を出していることは、霊性の時代が来たことを告げると共に、民主主義も神なき民主主義と、神のいる民主主義とがあるということを教えているということであり、神なる民主主義というのは、基本的人権というものを、本当はもっともっと高めて、神様に近づいていくためには、どのような人権保証をしなければならないのかということを教えているということを言っているんです。これが宗教立国の意味で、憲法で保障されている基本的人権を、もっと高い修行をし、努力すれば神様に近づいていけるような、この人生修行になるように、そういう場にできるように、それを国のモデルとして、やっていこうというのが宗教立国の精神であります。】
【この国民から預金を国債に変えて買い支えてくださっている間に政府がなさねばならんことは、ジョブクリエイション《job creation》、新しい仕事を創っていくことです。仕事を創り出す努力をしなければいけないし、国民各位にあっては、60歳定年というのではなく、最低でも75歳あるいはそれ以上まで働き続けることができる、そうした職業を創っていける社会を今後、作り出していかねばならないし、それが世界の未来の目指すべきところでもあるんです。宗教立国から始めて、皆様方がこの地上に於いて、最大の人生修行をなし、見事に魂修行を終えて、本来の世界に還り、あの世に於いて、神近き存在として、地上にいる世界各地の人々を、また、導いていけるような偉大な存在になりますことを、心の底より、お祈りし、今日の言葉と致します。ありがとうございました。】