2009年4月18日土曜日

宗教法人「幸福の科学」大阪正心館 七の日参拝(まいり)2009/4/17宇田館長の講話より


どうすれば、もっと主エル・カンターレに愛される人となれるのか?パート2

仏から愛されることが、人間にとって、最も幸福なこと。

生かされている自分というものに、気付かせて頂ける。

根本仏。

主から、与えられた永遠の生命は、自分のものであって、自分のものではない。

日々の信仰生活を繰り返していく。→反省→瞑想→祈り→必ずどこかで、「自分は生かされているんだ」と実感できる日が来る。

光の粒子でできている。

光が結集。信仰心を結集して下さい。

仏が愛されるタイプ・・・従順な人 自我を振り回さない人 仏法真理大好き人間 仏法真理に沿った生き方をしようとする人 思慧(しえ)することが大好きな人 教学、大川隆法総裁先生の教えを学ぶことが好きな方 

大川隆法総裁先生から好かれるタイプ・・・智慧の菩薩→言葉が切れます 伝道が得意 絶対に負けない キャリアウーマン 仕事の詰めができて、段取りと頭の回転が速い→当会の婦人部には、結構多い。

敬虔さ。謹んで神に仕えることだ。・・・最初から、信じる力が強い。お祈りをするとすごく効く。透明度がある祈りは、天上界に届く。

誰がエル・カンターレであるか、すぐに分かってしまう。

観音様・・・女性に多い。天真爛漫な方。ホワッとしている方。総裁先生が好まれる。リラックスできる。

智慧の菩薩か観音様。・・・両方目指している方もおられる。

敬虔な方は、サービス精神に溢れている。

聖母マリア マグダラのマリア・・・いて下さると、調和するタイプ。

「エル・カンターレ」「仏陀再誕」というと、パッと信じる方。

自分中心じゃない・・・自分が愛せる人、理解できる人を増やそうとしている。

他人(ひと)はどうなんだろう。他人の幸福を考えられるような方。

無意識のうちに、仏が現われると、仏と分かってしまう方。

明るい方。

天照大神・・・調和的で、天真爛漫な女神様。

智慧の菩薩と観音様。両方うまく、バランスとって、やられていかれたらいいんじゃないかなあ。

ヘルメス神は、愛は風の如く・・・一瞬でも、愛の風を感じられたら、一生、生きていける。

(総裁先生の御巡錫の姿に、)何とも言えないすがすがしさを感じました。

仏の愛を、感じる瞬間が来る。

仏弟子達の前で、大川隆法総裁先生は、英語で説法された時に、我々のことを、ラバーズ(lovers)と、説かれた・・・人間というのは、自分の子供なんだ。主エル・カンターレの子供なんだ。愛する人々。

放射線状に

心の修行を続けていけば、誰でも、神仏に近づいていける。

絶対に、あなたを裏切らないんだ・・・それが仏陀である。

愛を上手に注(そそ)げる親は、なかなかいない。

(幸福の科学学園)6年もやっていれば、主エル・カンターレに生かされているということが分かる。「絶対、世のため人のために仕事したいなあ」と思うようになる。社会優位な人材づくり。途上国でも、仏の愛を感じて頂けるような、幸福の科学学園を造りたい。幸福の科学学園関西校ぐらい、楽勝で建てられなければ、途上国に建てられませんよ。

魂で、神秘的に、感じて頂くために、さまざまな研修がある。

なぜ日本が、これから繁栄するのかが分かる・・・「絶対繁栄セミナー」

以上、宗教法人「幸福の科学」大阪正心館、宇田館長のお話から抜粋させていただきました。このような機会をお与え下さった、宗教法人「幸福の科学」大川隆法総裁先生、大阪正心館の皆様方に、心より感謝申し上げます。

宗教法人「幸福の科学」福知山支部所属 三帰誓願者 前川謙一

以下、御法話「愛される人になるためには」より抜粋させていただきました。

 「信仰心において美しい人は、絶対の真理に対する愛を持っていて、真理に対し従順であり、それに服従し、敬虔な姿をとっている人です。こういう美しい信仰を持っている人、美しい信仰に生きている人は、やはり、主が愛する人なのです」

以上、御法話「愛される人になるためには」より抜粋させていただきました。このような教えをお説き下さった、宗教法人「幸福の科学」大川隆法総裁先生に、心より感謝申し上げます。

2009年4月16日木曜日

スピリチュアル健康生活――「心と体のほんとうの関係。」大川隆法著(幸福の科学出版刊)

現代医学もまだ知らない、霊的治癒力とは何か

あなたの心が治癒力です。

PartⅡ Chapter2 さまざまな病気編

Q&A 5 リウマチの原因と治療法を知りたいのですが

 Q:私の娘はリウマチで、一日中ほとんど寝たきりの状態です。リウマチの原因と、どうしたらよくなるのかということを、教えてください。

A:リウマチの原因は、百パーセントと言ってよいぐらい憑依霊です。動物霊(人間)が下半身に憑いたままになっていることが多いのですが、それが完全に離れないような状態になると、常時、下半身が冷え、体が動かなくなってくるのですね。もちろん、肩や首などに憑くこともあります。
 あなたの娘さんの場合も、間違いなく憑依霊によるものだと思います。
 そして、「本人は反省もできないし、行動もできない」という状況にあるときには、周りの者が頑張る以外に手がありません。
 家族の人たちが心を正しくし、光を強くしていくことです。そうすることによって、その憑依霊は必ず剥(は)がれていくと思います。
 病気の原因が憑依霊である場合には、それを治療するのは、ある意味で簡単です。憑依霊が取れれば完全に治るのです。百パーセント効果が出ます。

家族の光を強くして、団欒(だんらん)のある家庭、にぎやかで温かい家庭に

 娘さんが、そういう状態になっている理由は何であるか、親であるあなたには、ある程度、分かるはずです。
 仏法真理に照らして、娘さんの生き方を見たとき、どこかに間違いがなかったでしょうか。もし、ないとするならば、あなたや他の家族など、その娘さんに縁のあった人が、どこかで悪い影響を与えていないでしょうか。その点を考えてみてください。
 人間には、霊体質というか、霊を感じやすい体質の人がいます。そういう人の場合は、自分が特に悪いことをしていなくても、身近に悪霊体質の人がいると、その人に憑依している悪霊をもらってしまうことがあります。悪霊は、家族のなかの、いちばん弱い人のところに来るのです。
 このように、まず、本人自身に問題がないかどうかを見て、ない場合には、家族のなかに、誤った思いや行いで生きてきた人がいないかどうかを見てください。
 そして、そういう人がいたら、その人は反省に入っていく必要があります。
 その人が反省できないようであるならば、他の人々が、まず模範を示すことです。他の家族が光を強くして、団欒(だんらん)のある家庭に、にぎやかな家庭に、温かい家庭にしていくことですね。冷たい空気が流れているような家庭、互いに他の家族を責め合っているような家庭には、絶対にしてはなりません。
 勇気を持ち、周りの人々の光を強くすることによって、その病気を治そうと思ってください。必ず治ると信じています。

以上、スピリチュアル健康生活――「心と体のほんとうの関係。」大川隆法著(幸福の科学出版刊)より抜粋させていただきました。このような教えをお説き下さった、宗教法人「幸福の科学」大川隆法総裁先生に、心より感謝申し上げます。

宗教法人「幸福の科学」福知山支部所属 三帰誓願者 前川謙一

宗教法人「幸福の科学」大川隆法総裁先生「異次元パワーに目覚めよ」を拝聴させて頂いて

宗教法人「幸福の科学」大川隆法総裁先生「異次元パワーに目覚めよ」を拝聴させて頂いて

聖地・四国正心館にて御説法

光の攻撃。

当地・四国。全国のトップを切って、信者倍増。世界の聖地に、何千年に渡って、ならなければならない。四国は弘法大師空海(幸福の科学の支援霊の一人)や宗教法人「幸福の科学」大川隆法総裁先生など、精神的なものも出てきている。

物事の長所、良い所を見ていこう。悪い所を見ていくと、排撃的になるため、相手の長所、良い所を見ていくことの大切さが分かりました。

念仏宗は、慈悲の心、人々の悲しみを癒そうとするところ、愛の心、慈悲の心にはちゃんと対応しているように見える。

禅宗は、一番原始釈迦仏教に似ている。修行スタイルを真似ている。

キリスト教も、いい所は見ている。

キリスト教を敵にしている、イスラム教も、いい所は見ている。

空海は、霊的な方であると同時に、理性的な方であることが分かりました。

光を知ることによって、闇というものは、はっきりと浮かび上がってくるものですね。

悪魔、悪霊は、光が現われてくる前に、必ず、邪魔をする。

初学者の内は魔に妨害されがち。

単純に(主エル・カンターレを)信じて、光と一体になること。

常に目覚めておれば、少々の悪霊悪魔に負けるはずがありません。

高次元の光の霊団と直結。

霊界の太陽。

瞑想的修法。

四国をトップランナーとして、・・・。

みなさん自身の光を強くすることによって、・・・。

強い信仰心 主エル・カンターレと一体となる みんなで、法友達と共に手を携えて、

悪魔は個人の弱っている人を狙う。

もっと、異次元のパワーを使いなさい。

もう、人間力、営業力で戦うなんて思わずに、霊能力に目覚めた伝道を。

以上、宗教法人「幸福の科学」大川隆法総裁先生「異次元パワーに目覚めよ」から、抜粋させていただきました。このような教えをお説き下さった、宗教法人「幸福の科学」大川隆法総裁先生、福知山支部の皆様方に、心より感謝申し上げます。
 尚、正確な教えを知りたい方は、お近くの「幸福の科学」にて、信者もしくは、三帰誓願者となってから、お求め下さい。

宗教法人「幸福の科学」福知山支部所属 三帰誓願者 前川謙一

2009年4月13日月曜日

『永遠の法』――エル・カンターレの世界観 大川隆法著(幸福の科学出版刊)

読まれる方の人生が光るために、死ぬまでに、一度は、読んでおいた方がいい書籍。

『永遠の法』――エル・カンターレの世界観 大川隆法著(幸福の科学出版刊)の「まえがき」を、紹介させていただきます。

まえがき

 本書は、まさに、その書名の如く『永遠の法』そのものです。かつて説かれたこともなく、これからも説かれることのない久遠の真理を、一冊の書物に、理論的形で凝縮したものです。
 人生の真理を網羅した、法の巨大な体系、数千年以上の視野をもって、諸如来、諸菩薩たちの活躍を語る時間論、そして、この世を去った実在界の次元構造を明確に説明しつくす空間論、この三本の柱が、エル・カンターレの法を特徴づけるものです。本書は、『太陽の法』(法体系)、『黄金の法』(時間論)に続いて、空間論を開示し、基本三法を完結する目的で書き下ろしたものです。これでエル・カンターレの法の輪郭が見えてきたことでしょう。
 今、永遠の神秘が明かされました。伝説と神話のベールに覆われていた、地球系霊団の最高の秘密が明らかにされたのです。世界全宗教の統合、超克の悲願を掲げて、本書を世に送り出します。

 1997年 7月
                                                        幸福の科学総裁 大川隆法

このような法を、お説き下さった宗教法人「幸福の科学」大川隆法総裁先生に、心より感謝申し上げます。

宗教法人「幸福の科学」福知山支部所属 三帰誓願者 前川謙一


2009年4月12日日曜日

宗教法人「幸福の科学」大川隆法総裁先生御法話「宗教のすすめ」からの学び



現実に活動していて、彼ら(守護・指導霊)が、私達を、見守っている、指導している。

自分(大川隆法総裁先生)自身が使命そのものであると思っております。もう使命感としか言いようがありません。存在自身がミッションである。

人間の本質は霊的な存在であって、その霊的な存在である魂が、肉体に宿って、人生を送っている。これは、外すことのできない真実です。

「幸福の科学」は、新聞などに、広告を載せてくれる(広告を載せることができる)数少ない宗教。

人生を生きるにあたって、善悪なるものがある。善悪を決めるのは、この世においては法律。ある程度、高級諸神霊、神仏の考えが、ある程度入っている。

人間として、本当に神の心を心として、生きたかどうか。問われている。その結果、人生を終わってから、善の方が大きかったか?悪の方が大きかったか?によって、天上界か地獄界かに、死後の行き先が決まる。それが、あなた方の未来に来たるべきものです。

地獄でもがき苦しむんだったら、それを早めに教えてくれなければ、フェアでないでないですか?と言わせないために、仏法真理を連綿と説き続けているんです。

何もしていないのに、たいした犯罪もしていないのに、こういう風に扱われるのは、おかしいという方に対して、生きていた時に、「幸福の科学」という教えがあったでしょう?数多くの「幸福の科学」の本が出てたでしょう?「幸福の科学」の映画も上映されていたでしょう?若い学生達が、真理を伝えようとしてたでしょう?それを、あざ笑ったのは誰ですか?数多くのチャンスがあったでしょう?「幸福の科学」の月刊誌だって、見たことあるでしょう?手渡されたり、ポスティングされているのを見たことあるでしょう?幸福の科学のメンバーが集いにお誘いしてたでしょう?いろんなきっかけがあったでしょう?
その時に、見抜けなかったというか、・・・(中略)・・・彼らは、天使や天使の卵だったんです。

正しい人生観を弘めるということは、人間としての一つの義務だと思います。

幸福の科学というものは、筆舌に尽くしがたいほど、非常に、大きな使命を持っています。

この日本国中、この世界中に、宗教を善なるものとして打ち立て、推し進めること。理解され、納得されることを求めています。

仏陀再誕・・・仏陀が日本に、大川隆法として、再誕されておられる。大川隆法総裁先生は、世界宗教「幸福の科学」を目指して、不惜身命、日夜、活動されておられる。仏教とキリスト教とイスラム教の三大世界宗教を、統合する、大きな使命を持った、エル・カンターレという御存在でもあられます。

感謝できるようになったら、報恩業としての伝道ができるようになる。

どんなに忙しくても、一日の内の少しの時間は、エネルギーの供給が止まらないようにするためにも、仏法真理(教学)の勉強を少しでもいいから、続ける。

一日の反省・祈りをやる。

何事も成すことなく、一日を終わる事なかれ。(毎日確認)

一日一生という言葉がありますけれども、・・・一生というのは、普通、平均2万日くらいしかないんですからね。

日本国内であろうと、海外であろうと、正しい信仰生活の実践。

インドでは、急速に幸福の科学の信者が増え続けている。4000人以上、ブラジル追いかけて、2番目。まもなく万単位。一人で300人伝道しちゃうんですね。仏陀が再誕したと聞いたら、「あ、そう」と言って、すぐ、入信される。本当にありがたい。信仰心に溢れた方々が多い。たぶん、仲良く、一緒に、未来を引っ張っていけると思っております。

以上、宗教法人「幸福の科学」大川隆法総裁先生御法話「宗教のすすめ」より抜粋させていただきました。このような教えをお説き下さった、宗教法人「幸福の科学」大川隆法総裁先生に、心より感謝申し上げます。大川隆法総裁先生のように、不惜身命、謙虚に、ソフトな感じのリーダーになりたいと思いました。総裁先生の背負われておられる地球の重み、(責任)を担えるような、光の菩薩になりたいと思いました。総裁先生の負担が軽くなりますように。間違っても、重くしないように、ちょっとぐらいは、手伝える信者さんが、毎日毎日、増え続け、大きなうねりになりますように。総裁先生の負担(責任が)軽くなったかどうか、毎日、確認することの大切さが分りました。

宗教法人「幸福の科学」福知山支部所属 三帰誓願者 前川謙一


自己顕示欲



「幸福になれない」症候群――グッドバイ・ネクラ人生 大川隆法著(幸福の科学出版刊)

4 自己顕示欲に悩む人へ

自己顕示欲の発生原因

 次の相談は「自己顕示欲で悩んでいる」ということです。
 自己顕示欲で悩む人は世の中に数多くいますが、おもしろいことに、自己顕示欲には実は二つの側面があるのです。一つは悪い面、マイナスの面ですが、もう一つは、よい面、プラスの面です。そのため、ひと口に自己顕示欲といっても、そのどちらであるかを判定するのは非常に難しいところがあります。
 歴史上の英雄や偉人たちで、自己顕示欲のなかった人は少ないのではないでしょうか。彼らの多くは何らかの意味で自己顕示欲を持っていただろうと思います。それゆえに、この自己顕示欲の問題には、きわめて微妙な面があるのです。
 そこで、私はまず、自己顕示欲の発生原因について考えてみたいと思います。自己顕示欲はなぜ出てくるのでしょうか。また、自己顕示欲は、本来、罪なものなのでしょうか。 自己顕示欲の発生原因は主として二つあります。
 第一の原因は、人間は個性を持っているということです。
 人間は仏から分かれてきた魂であり、仏の子です。その点において、万人は平等だと言えます。しかし、仏の子であることにおいて万人が平等であるとしても、もう一方で、人間にはそれぞれ個性が与えられているという事実があります。これをどう説明すればよいのでしょうか。
 各人に個性があるということは、違いが強調されているということであり、その個性が守られているということは、それぞれの人が違いを出してよいということを意味しています。この部分が、人の目を引こうとする自己顕示欲の出発点になりやすいのです。
 このように、自己顕示欲の根源の一つには、各人に個性が与えられているという事実があり、人間にはその個性の違いを強調する傾向があります。したがって、自己顕示欲自体を悪とは言えないのです。
 人間が個性を光らせるということは、花壇に咲く花たちの姿のようなものだとも言えるでしょう。花壇の花たちは、よりいっそう背丈を高くし、よりいっそう美しい花を咲かせようとして、互いに競い合っているかに見えます。その意味において、花にも自己顕示欲があるのかもしれませんが、それを責める人はいません。
 結局、自己顕示欲自体が悪いのではなく、その調整の加減が問題なのです。
 自己顕示欲の発生原因の一つとして、「人間は一人ひとりが個性ある存在である」ということをあげましたが、第二の原因は、人間には「優れたものになりたい」という意志があることです。「重要な人物になりたい。重要感を持ちたい。人に認められたい」という気持ちは、人間の根源的な欲求であり、否定しがたい感情なのです。
 こうした感情がなければ、人は世に立って仕事をしていくことが、ある意味で不可能になります。それぞれの人間が尊厳を持ち、「重要感を持ちたい」と考えていることが、実は社会の進化の原理にもなっているのです。
 自己顕示欲の奥にある、重要感を求める気持ち、「人に認められたい」という気持ちは、魂の奥底にある願いでもあります。人間の魂は、その根底に、「発展したい」という願い、そうしたエネルギーの方向性を持っているのです。
 このように、人間に個性があること、そして、人間の魂のなかに、「常に向上し、他の人に認められる存在となりたい。より偉大なるものへ脱皮したい」という欲求が本来的にあること、この二つが自己顕示欲の発生原因となっているのです。

他の人を害していないか

 「自己顕示欲は、人間の魂にもともと備わっているものである以上、否定できないものであり、しかたのないものである」と考える人もいるかもしれません。ただ、問題はその先にあるのです。
 つまり、その根底に個性化と向上意欲を備える人間にとって、自己顕示欲はどうしても避けられないものだとしても、その結果、お互いが幸福に生きられるかどうかという問題があるのです。
 花たちは、それぞれ美しさを競い合って咲いた結果、非常に美しい景観を生んでいます。人間の目を楽しませることもでき、花たちもそれ相応の幸福感を味わっているのでしょう。しかし、美しい花であっても、一つの花の幸福が他の花の幸福を阻害するようなときには、やはり悲劇になるでしょう。
 そうしたことが植物の世界には実際にあります。ある種の草や木が繁殖しはじめると、他の植物は、光をさえぎられ、養分を充分にとることができずに、生息できなくなることがあるのです。
 自己顕示欲の問題点は、実はこの辺にあります。互いに共存共栄できる場合には、自己顕示欲のよい面を生かせるのですが、一つのものが栄えると他のものが滅びるような場合には、不幸が生まれるのです。
 それでは、自己顕示欲は、そうした不幸を容認してまで許されるべきものなのでしょうか。
 花壇に花が咲けば喜ばれますが、雑草が生えるといやがられます。雑草が家の敷地や田畑を埋めつくすほどにはびこると、非常に迷惑なので、その雑草は刈り取られる運命になります。
 実は、ここにポイントがあるのです。「他のものを害していないかどうか。他のものの幸福を奪っていないかどうか」――これがまさしく自己顕示欲のチェックポイントなのです。
 自己顕示欲に悩む人に対して、私は次の解答を与えたいと思います。
 あなたが若くて自己顕示欲の強い人であるならば、おそらく、あなたは優秀でバイタリティーのある人だと思います。したがって、今後、ますます自分の道で精進することが望まれるのですが、その際に大切なのは、「自分が雑草のごとく生い茂って、他のものを害していないか」という観点を決して忘れないことです。
 あなたは、バリバリと仕事をして目立てば、自分の気はすむかもしれません。しかし、その結果、まわりの人があなたのことを不愉快に感じてしかたがないのならば、あなたのやり方には問題があると言わざるをえないのです。

長距離ランナーのように

 こうした場合に心掛けるべきことは、「静かに自己発揮をしていく」という生き方です。これが、練れた大人の生き方と言えるものなのです。
 ギラギラとした自己顕示欲で悩んでいる人は、人の目を引こうと焦ったり、結果主義になったりする傾向がどうしてもあるように思います。
 人の目を気にしすぎるのは、自己評価がまだ確定していないことに起因しています。自己評価だけでは満足できず、他人の評価という確認を常にとらないと、自己存在が不安定に感じられ、安心できないのです。
 したがって、自己顕示欲に悩む人は自尊心をしっかりと持つことが大事です。自分自身がほんとうに値打ちのある存在であることを知る必要があります。
 そのためには、人の目に映る自分の姿を考えすぎるのではなく、「自分自身を見て納得がいくかどうか。納得のいく仕事、納得のいく生き方をしているかどうか」という点を、日々、点検することです。
 毎日、自分の心に誓って納得のいく生き方をすることが大事であり、それが、結局、静かに自己発揮をしていくことに通じるのです。内なる力を蓄えながら、静かに、しかも着実に自己発揮をしていくことが大事です。
 さらに、もう一つ大事な心がけは、「自分が目標とするものが何であるかを明確にする」ということです。
 刹那的な目標のために自己顕示をするのが最も危険です。これは破滅型の人生となることが多いのです。たとえば、「現在ただいまにおいてのみ、あの人に気に入られればよい」などという刹那的な目標のための自己顕示欲は、おそらく虚しいものになるでしょう。
 肯定されるべき正しい自己顕示欲とは、将来性があり、長いあいだ自分を燃やしつづけられるものでなければならないのです。
 その意味で、長距離ランナーの心得というものが何にもまして大切になります。長い距離を行こうとするならば、その途中で、人の評価を気にしたり、人の言葉に左右されたりする必要はあまりなく、自分のペースを守って着実に走りつづけることが大事なのです。
 自己顕示欲の強い人は、たいていの場合、短距離ランナーであることが多いものです。短距離ランナーだと、たまには成功することもありますが、決して長続きはしません。したがって、意図的に長距離ランナーへと自分を変えていくことが、自己顕示欲の悩みから脱皮するための一つの方法なのです。

以上、「幸福になれない症候群」――グッドバイ・ネクラ人生 大川隆法著(幸福の科学出版刊)より抜粋させていただきました。このような教えをお説き下さった、宗教法人「幸福の科学」大川隆法総裁先生に、心より感謝申し上げます。

宗教法人「幸福の科学」福知山支部所属 三帰誓願者 前川謙一

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