2010年8月5日木曜日

マイケル・ジャクソンの死後の行き先


マイケル・ジャクソンの死後の行き先

質問・・・人間の死後の行き先についてお伺いします。最近、その死が話題になった人にマイケル・ジャクソンがいます。彼は世界的に人気があり、多くの人から愛された一方で、私生活においては非常に大変な状況にあったようですが、彼の「死後の行き先」についてお教えください。

マイケル・ジャクソンは芸術家系統の光の世界に還った

 月刊誌「ザ・リバティ」(幸福の科学出版刊)の記事になりそうな、マスコミ的な質問ですね。
 それぞれの人間の内面までは、他の人には、そう簡単には分からないものです。たとえ有名人であっても、内心のあり方はさまざまであり、死後の行き先もいろいろです。
 例えば、ダイアナ妃が死後どうなったかなど、いろいろと訊いてみたいことはあるでしょう。
 有名人としては、以前にも述べたことがありますが、ブルース・リーという、アクション映画でカンフーをやっていた世界的な俳優は、「死んだあと地獄に堕ちた」と人々から認められています。彼の幽霊が出てきたときに、ひどい悪臭が漂ったため、「地獄に堕ちたに違いない」と言われたのです。
 「カンフー自体が悪い」とまでは言えませんが、彼の映画は、かなり暴力的な内容だったので、単純に、暴力の波動と同通する意識しか持てなかったならば、そういう世界へ行くことはあるでしょう。はかの部分で精神性の高みがあれば、死後の行き先は少し違っただろうと思います。
 それで、「マイケル・ジャクソンが死後どうなっているか」ということですが、まだ調べていなかったので、今、調べてみましょう。
 (約20秒間の沈黙)
 この人は、いちおう大丈夫のようです。「スリラー」などの映像を見ると、やや怪しい感じもありますが、やはり、人々に喜びを与えた面のほうが大きかったようです。
 また、本人は自分が黒人であることに劣等感を持っていたようですが、「黒人出身で世界的なスターになった」ということで、黒人の世界の「光」になった部分はあったようです。 そのため、彼は、現在、音楽や芸術家系統の神様の世界に入っていく道の途中にいます。どのくらいの所まで辿りついているかというと、もう八合目ぐらいまでは還っている感じです。
 霊界には、音楽家、アーチストたちの世界があり、レベルはいろいろありますが、彼はかなり上のほうだと思います。現代の音楽なので、昔の音楽と単純に比較するわけにはいきませんが、どのレベルに相当するかというと・・・。
 (約10秒間の沈黙)
 けっこうトップクラスに近いあたりだと思います。
 『黄金の法』に名前が出ている人や、霊言集(『大川隆法霊言全集』〔宗教法人幸福の科学出版刊〕に霊言が収録されている人で言えば、ピカソやベートーベン、モーツァルトなどがいるような世界に還るようです[注]。
 彼の場合は、音楽以外に、もう一つ、「黒人たちの光になった」という意味での功績があったことも理由でしょう。
 黒人ということでは、オバマ大統領も黒人ですが、彼が政治家として大成するかどうかについては大きな疑問があります。彼は悲劇的な傾向性の強い魂であり、彼が悲劇の大統領になる可能性は、確率的にはかなり高いと私は見ています。
 ただ、ある種の「光」ではあるでしょう。ややローカル色のある光ですが、この人も光ではあるだろうと思います。

 [注]ピカソは菩薩界上々段階の梵天界(ぼんてんかい)、モーツァルトは菩薩界、ベートーベンは菩薩界下段界に還っている。『黄金の法』第1章参照。

以上、『エクソシスト入門』――実録・悪魔との対話 大川隆法著(幸福の科学出版刊)より抜粋させていただきました。このような書籍を発行して下さった、主エル・カンターレ・大川隆法総裁先生に心より感謝申し上げます。


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