本日は「八重山の自由を守る会」の上地玄成氏より「石垣島・国防最前線」と題し、メッセージをお届け致します。
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【上地玄成氏寄稿】
本日は沖縄県石垣市から、この島で何が起きているかを御報告したいと思います。
石垣島は東京から1,952km、大阪から1,588km、那覇から411km南の距離に位置する場所にあります。
そして、この島から一番近い外国は台湾で、距離にして277kmしか離れていません。沖縄の県都那覇よりも外国の方が近いのです。まさに日本の「南西の要」です。
尖閣諸島の住所は「沖縄県石垣市登野城」です。尖閣諸島は石垣市が管轄する地区です。
しかし、去年4月に石垣市長が税務調査のために尖閣諸島への上陸を求めた際、法的根拠の不明な外務省からの圧力によって上陸許可は降りませんでした。
また、石垣市議が自行政区である尖閣諸島に上陸を敢行しようとした時、直前に海上保安庁の巡視船に検挙され、寄港を強制させられました。
一体、どこの国の政府なのか、理解に苦しみます。中国船の違法操業は黙認しておりながら、日本国民は日本領土である尖閣諸島に近づくことは一切許されず、まるで尖閣諸島は「中国の治外法権」であるかのような扱いです。
中国との摩擦に過度に気を遣う政府の圧力が、石垣市民の中で尖閣諸島問題を「タブー化」し、自分たちの島の問題にも関わらず、尖閣諸島について公に議論できない空気が出来上がっています。
そんな中、危機感を抱いた私たちは、年初より一般会場で『ザ・リバティ』編集長を呼んで「リバティセミナー」を開催し、島民の方々をお誘いして尖閣諸島危機に警鐘を鳴らし、地元マスコミにも何度か取り上げられました。
先島諸島では唯一、私たちのみが「尖閣諸島問題」を正々堂々と何者をも臆する事無く訴えて参りました。
当初は、なかなか理解を得られずに苦労もしましたが、ほぼ月一開催で取り組み、地元からは「どうやら危ないらしい」と言う声も聞こえ始め、賛同者の方々も徐々に増えています。
8日には東シナ海のガス田付近に中国海軍艦艇が展開していることが判明しました。民主党政権がこのまま、中国のやりたい放題を黙認していれば、あっという間に八重山諸島まで中国の植民地化になります。
中国の野望が刻一刻と進んでいる今、私たちは自らの危険を顧みること無く、日本の国防を糾すべく活動を続けて参ります!
その一環として、本日10月10日、緊急政治フォーラム『尖閣問題で浮かび上がる八重山の危機』と題し、二部構成のフォーラムを開催致します!
地元の石垣市民会館を会場に、特別ゲストとして柘植大学客員教授の恵隆之介氏をお招きし、幸福実現党の沖縄県知事立候補予定者の金城竜郎氏にもご登壇頂く予定です(18:30開場、19:00開会/入場無料)。
さらに本日10月10日13時より石垣島でデモ行進「尖閣諸島を守ろう!平和行進」を行ないます!(集合場所:石垣市八島公園内「尖閣諸島開拓記念碑」前~新栄公園14:45頃解散)石垣島での保守系のデモは極めて珍しいことです。
また「八重山の自由を守る会」は、中国漁船の船長釈放の日から「尖閣・先島諸島への自衛隊即時配備」を求める署名活動を石垣市内にて進めており、10月7日現在、3,572名もの方に署名頂いております!
どうか、私たちの危機的状況をお察し頂き、今後とも八重山や沖縄の活動に、ご支援、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
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