そのため、それぞれの人生、一回の人生で、事故や病気、失敗など、悲惨なことがあったとしても、それを仏や神は大きな目で見ています。
なぜなら、人生は何回もあり、そのつど、いろいろな体験をして、心のなかに教訓がたまっていくことを、重要だと考えているからです。
したがって、どのような悲惨なことがあっても、それで信仰を揺らすことなく、「強い信仰」で人生を生き渡ってほしいと思います。
また、まだ信仰に目覚めていない人たちに対しては、「ぜひ、こちらの世界においでください」と言ってほしいのです。
親鸞の言葉として、「法然上人にすかされまいらせて、念仏して地獄に堕ちたりとも、さらに後悔すべからずそうろう。(中略)いずれの行も及(およ)びがたき身なれば、とても地獄は一定(いちじょう)すみかぞし」というものが遺っています。
これは、「法然上人に騙されて念仏をし、地獄に墜ちたとしても、後悔しない。どのような修行も不可能な私にとって、地獄は住まなくてはいけない所だから、しかたがない」というような意味ですが、実は、「信仰とは何か」ということを表しているのです。
これを当会に当てはめるならば、みなさんは、「大川隆法先生に騙されて地獄に墜ちても構わない。私の人生を見れば、どうせ地獄に行くような身であり、このままで行けば地獄行きだから、騙されて地獄に行ってもよい。先生が言うのだから、それを信じ、ついていこう。地獄に行き、次の転生で、もし人間以外のものに生まれ変わったとしても、しかたがない。それは、今世の精進が悪かったのだろうから、あきらめる。だから、とにかく先生についていこう」という決意をしてくださればよいのです。
ただ、私は確信しています。「現在ただいまにおいて、キリスト教や仏教という世界宗教の開祖が教えたようなことを説きえているのは、私一人しかいない」と思っており、その意味で,私は自信を持っているのです。
したがって、幸福の科学は、もう一段、日本のなかで認められるべきですし、また、世界でも認められるべきです。
当会では、仏教発祥の地であるネパールやインドでも、今、伝道が進んでおり、仏陀が悟りを開いたブッダガヤでは、「ブッダガヤ精舎」を建立中です。これは日本からインドへの“逆伝道”です。今、仏教発祥の地に対して、ご恩返しに入っているのです。
「インドの人たちが幸福の科学を認める」というのは、すごいことです。
日本には仏教の宗派や仏教系の新宗教はたくさんあるのですが、インドの人たちが「仏陀再誕」の事実を認め、現地の人の土地寄進に基づいて、ブッダガヤ精舎を建てようとしているのです。
日本にいる、“お勉強”をして“高度文明化”した人たちは疑い深いのですが、インドの人たちは、純粋な目で宗教を見つめ、本物と偽物とを感じ取っているのです。
以上、『救世の法』――信仰と未来社会 大川隆法著(幸福の科学出版刊)より抜粋させていただきました。このような書籍を発行して下さった、地球神、主エル・カンターレ、大川隆法総裁先生に心より感謝申し上げます。
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