2011年5月31日火曜日

大川隆法総裁先生御法話「菩薩の条件」(宗教法人「幸福の科学」大阪正心館にて)

今、幸福の科学が発信している情報、世界に向けて発信しておりますけども、発信している情報は、根本的にキリスト教とイスラム教、ユダヤ教、もちろん日本神道も含めてでございますけども、これらの世界的な規模の宗教は全て唯一なるものから分かれて来た考え方であって、本来、対立すべき性質のものではない。宗教を元にする対立というのは、本来、受け入れがたいものである。宗教を理由にして対立すべきではないという考え方を出しております。また、こうした宗教の違いのみならず、その、もっともっとルーツ・根源の点において、宇宙の法が絡んでいるということも、今、去年(2010年)からですね、明らかにしつつあるわけで、実は、地球での、こうした文明を創っていくために、宇宙の様々な所から、地球と、一つの地球人になるために、いろんな考えを持った人達が、共生するようになって、地球という星が出来てきたんだよ。そして、一つの文化を創ろうとして、やって来て努力した仲なんだよ。だから、考え方の違いがあって当然なんだけれども、その中で、自分たちが、協力し合い、助け合い、発展し合う方向へと向かって行くということを、歴史的には努力してきたんだということを明らかにしているんですね。

だから、皆様方に、菩薩としての条件を満たし、菩薩としての使命を、天命を果たすことを望みますけれども、この菩薩の意味は、今から、2,500年以上前の仏教の思想における菩薩の思想よりは、もっと幅広いもんだということを知っていただきたい。もっと幅広く、もっと地球的な規模のものだということを知っていただきたいと思います。

「菩薩の条件」という題を、今日は、頂いておりますので、それについても、お話をしたいと思いますが、菩薩というのは基本的にですね、仏になろうとして、努力している人達のことなんです。だから、いずれは仏になろうとして、その身を精進させている人達のことなんですね。それは、どういうことかというと、より多くの人びとを救い、助け、幸福にしていこうとしていく人達のことをいうということですね。

たとえこの世で大会社の社長を極めたとしてもね。部下1万人とか、10万人とかいう風な大会社の社長を極めて、収入も高く、勲章とかも貰(もら)ったとしてもですね、人生観に間違いがあって、自分が霊的存在で、その使命を果たすために、この世に生きたんだということを知らずに、あの世に去った場合。死んで、あの世なんか無いと言い切っていた者が、あの世があった場合。あるいは、学問をたくさんやったと称して、そして結局、無神論・唯物論、あるいは不可知論の中に陥って、名前だけ高名であっても、実際の真実の世界を知らなかった人達が、死後、どれだけ苦しみ、迷い、また、残された人達に苦悩を与えているか。その実態を知った時に、この世の上下の問題。人間としての高下の問題は、全く根本的に入れ替わってくるということを、あなた方は知らなければならないです。

もっとはっきり申し上げましょう。この世的に、いかに地位のある人、名誉のある人、あるいは、財産や、学歴や、いろんな家柄や、いろんな条件で、あなたがたから見て、自分よりも、ずっと偉いと思うような人は、いっぱいいると思いますけれども、そうした人たちよりも、私【大川隆法総裁先生】の教えを素直に受け入れて、信じて、人々にそれを伝えようとして努力していった人の方が偉いんです。ずっと、ずっと、ずーっと偉いんです。こちらの人たちの方が先生なんです。そして、その教えを馬鹿にしたり、拒否したり、侮辱したり、差別したり、排斥したり、邪魔したりしている人たちの方は、それは教えを受けるに値しないレベル、要するに学校でいえば、学校の学級崩壊を起こしている問題児がいっぱいいますけども、この世的に偉いと言われる人たちが、そうした学級崩壊を起こしているような問題児と同じような生き方を、実は、今世の中でやっているということなんです。この世の中における、人々の、そうした間違った評価は、単なる、幻想、幻影にしか過ぎないんだということを知ってください。そしてあなた方は、自分たちが、何年、あるいは十年、二十年、それ以上、仏の教えを学んできて、実践してきて、人々に数多くの真理を伝え、助けようとして来た、その尊さが、一体どれほどのものであるかということを、この世を去った時に、確実に、知るようになります。どうか世の人々を、自分より偉いと思ったりして、怯(ひる)んだり、恐れたりしないで下さい。必要なのは勇気です。そして信じる心があったら、私の言葉を信ずる心があったら、あなた方は、自分には、それだけの資格があることが分るはずです。その信ずる心に基づいて、勇気を持って行動して下さい。伝道には、まだまだ、遥かに長い道のりが用意されています。数多くの人びとに、真理が届いていません。この仏陀再誕の地において、まだ、この国において、真理が隅から隅まで行き渡っておらず、人間が創った、仮の常識、仮の真理、仮の教育的信条・宗教的信条が罷(まか)り通っております。宗教を馬鹿にする者が正義とされ、それを批判的に見る者が知識人とされる世の中でもあります。いくら物質的に繁栄しても充分ではありません。彼らの無明を打ち破り、真理を伝道し、一人でも多くの人々を、どうか入会へ導き、三帰誓願者へと導いていって下さい。それは、仏の光の一部となるということです。そういう人たちを、数多く創って下さい。それが菩薩行であり、それが菩薩になるための、唯一の、ある意味では、条件だと言えると思います。どうか、そのつもりで頑張って下さることを、心より、お祈り申し上げます。ありがとうございました。

以上、大川隆法総裁先生御法話『菩薩の条件』【2011年5月3日(火・祝)宗教法人「幸福の科学」大阪正心館にて】より抜粋させていただきました。このような教えをお説き下さった、地球系霊団の最高指導者、地球神、主エル・カンターレ、大川隆法総裁先生、それから宗教法人「幸福の科学」の皆様方に心より感謝申し上げます。

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